景観地区 ( けいかんちく )

景観地区とは、良好な景観を保全するために、市町村が強制力を持って建築物の形態や規模を規制できる地区のことです。

景観法第61条により都市計画区域及び準都市計画区域内で景観地区を設定することができます。都市計画法には従来から「美観地区」という規定がありましたが、法改正(平成17年6月1日施行)によってこの「美観地区」が廃止され、その代わりに新設されたのが「景観地区」です。

景観法が2005年6月に全面施行され、市町村が地域を独自に指定できるようになりました。景観計画は景観行政団体が策定しますが、住民が提案をすることができます。
周囲の景観との調和を図るため、デザインや色、高さも規制でき、景観地区は京都市や松江市、広島県尾道市など全国に28地区あり、歴史的街並みを守るための指定が多いです。
市街地の景観はそれぞれの地域によって特徴が大きく異なり、これから目指すべき方向性も当然ながら違うため、景観地区で定められる制限は全国共通ではなく、地域の実情を反映したものになります。

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